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教えることの意味
はじめにまず、知っておかなければならないことがあります。 子犬なんて飼わなきゃ良かった、これは、絶対に言ってはならないことです。 子犬は雰囲気を察します。 他の家族にも迷惑がかかります。 トレーニングは、家族みんなが当事者です。子犬のしつけがうまくいかない場合は、だれかが悪いわけではなく、だれかの責任ではなく、あなた自身の問題です。 あなたが飼いたいと言い出したわけではなくとも、あなたの目の前に子子犬がいる限りあなたの責任です。 しつけがうまく行かないことは日常茶飯事にあります。 根気が必要です。 それを、あなたが、だれだれが悪いと言った瞬間にそれは、あなた自身が悪いということに気がつかなければなりません。 子犬はなにも知らないのです。教えるあなたがすべてです。 すべてはあなたのコントロール下にあります。極端にいえば生まれることも死ぬことも。 子犬に教えることはたくさんありますが、子犬でなければ教えられないことがたくさんあります。 子犬にいろいろなことを教えるのは大人になってからのためです。 たとえば、噛み癖は、こどものとき歯も小さいし、いたくもなんともありませんが、大人になってから人を噛んでは大変です。 大人になってかまないようにするためには、子犬のときにしつけなければなりません。 大人になってから体験すると思われることを全部子犬のときに体験させて、トレーニングしましょう。 子犬は私達と同じことばをしゃべれません。 マニュアルも読めません。 おもちゃに書いてある注意事項も読めません。トレーニングをとても楽しくしてあげれば、簡単にいろんなことを覚えてくれます。 子犬はものを覚えるのは、良いことがあるからです。あなたがよろこばせたいからではありません。 こうしたら餌がもらえる、遊んでもらえる、と思うから、それをトライして、それがうまく行けば次から同じようなことをしてその結果を期待します。 したがって、子犬のうちは、もしあなたの思うように子犬が行動したらすぐに褒美をあげなければいけません。すこしでも遅れると意味がありません。 遅れると次にしている行動で褒美を貰えたと思い次からその行動をします。 子犬を怒ってはいけません。 たたいてはいけません。 ただ誉めるのみ。 誉められると思えば呼ばれればやって来ますが、怒られると思えば、すぐに呼んでも来なくなりますし、すぐに怒るあなたのいうことは聞かなくなります。なぜならば、子犬にとっては、怒られる=楽しくない=危険と結びつけるからです。 たとえば、遊んでいても呼ばれれば遊びが終わりだということがわかれば、呼んでも来なくなります。首輪をつかまれれば、家にかえらなければならないと思えば、首輪をつかむたびにだんだんとあばれたり、噛んだりするようにもなります。 いつもおこられていれば、あなたのいるときには、言うことを聞きますが、あなたがいなくなると好き勝手なことをし始めます。 これは、言うことをきいているように見えて、実は、あなたがいて危険だからやらないだけで、やってはいけないことを覚えたからやっていないのではないからです。 子犬はとにかく楽しいことが好きです。 あなたといれば楽しい、あなたとのトレーニングは、ご褒美をもらえる、言う事を聞くこと自体が楽しいと思うようになります。 こうすれば、あなたがいなくても、子犬は、やってはいけないことはしなくなります。 まず、あなた自身が、これらを心に刻み付けておかなければなりません。 万が一、怒らなければならないときは、その瞬間にそのことだけとします。 くどくどと怒ってはいけません。 他のこともついでに怒っては行けません。過ぎ去ったことをおこってもしかたがありません。 子犬には、トレーニングするには指示の意味をわからせなくてはなりません。 あなたも、今すぐ、“やれ”といわれても、なにをやってよいかわからないでしょう? 子犬も“やれ”と言われても、さて、“やれ”の意味さえわかりませんし、なにをやるのか、いったいなんなのかがサッパリ分かりません。 ましては、言葉が通じないので、座れといっても其の意味さえもわかりません。 そのために、まずはその意味を子犬がわかるようにおしえなければなりません。(子犬は座ることをしっていますし、寝ることも知っています。トレーニングでは、それらを命令でやらせると言うことです) 子犬はそのときのみを楽しんで生きています。だから、以前にあった事を怒ってもなにもわかりません。 でも、生きるための本能から徐々にわかってきます。すなわち、食べること、危険か安全か、です。 トレーニングはまず餌を褒美として、じょうずにあたえることから始めます。 そして、そのあとはその褒美さえも与えなくても出きるように、褒美を減らしながらトレーニングをします。 褒美餌に変わるものは、あなたが誉めること、遊ぶこと、です。 特に遊ぶことは、とても良い褒美になります。 まちがってはいけないことは、あなたが飼い主であり、子犬があなたを飼っているのではないと言う事です。 子犬が歩きたいほうに歩いていてはあなたは、子犬に飼われているということですね。 子犬はおどろくなかれあなたをトレーニングしようとしています。 こうすれば、餌を貰える、というのは、たとえばSITすれば、餌を出すようにあなたをトレーニングしているのと同じです。 それを逆に使うことが子犬のトレーニングの基礎です。 言葉の意味l 文章中に出てくる、餌、褒美、褒美餌は、すべて、褒美用にあたえるドライフードを細かく切ったものか、おいしい味のするTREATとして販売されている子子犬が好む餌。 l
命令は英語で行う事を基本としているがなんでもよい。ただし、つねに同じ命令を使うこと。途中で変更したり、人によって変えたりしては行けない。 目標
2ヶ月から3ヶ月まで;(人では3歳―5歳)(3本目の注射が終わっていないので、まだ外には出れない) ² 餌をカラーをつかんで手から食べさせる。 ² トイレを指定の場所でする。 ² クレートで寝る、クレートが大好きになる。 ² SIT、DOWN、STAYができる。 ² ひとを噛まないようにする。(口に手をいれても力をかけないレベルまで) ² 命令でほえるようにする。(普通はほえないようにする) ² 呼んだら、来てすわる。 ² ものを持ってきて放す。 ² 噛み噛みおもちゃ中毒にする。 ² OFF, Take ITができる。 ² Jumpしないようにする。 ² リース無しで人とあるける。 ² なるべくたくさんの人(特に子供)に会わせ、人になれさせる(家で) 4ヶ月目まで(人では、6歳―7歳) (3本目の注射が終わって散歩できる) ² 3ヶ月までのトレーニングを引き続き完璧にできるまで行う。 ² リースをつけてあるける。(初期・ひっぱらない) ² 手を口に入れても命令ですぐにやめる。 ² パピー用トレーニングクラスに行く。 ² ドッグパークで社会性を身につける。 ² 命令で噛む。 ² ヒールができる。(中級) ² 命令でトイレするようにんする。 6ヶ月目まで(人では9歳)(作成中) 1年(人では17歳)(作成中) 1年半(人では20歳)(作成中) |