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2001年 初夏
「犬がほしい」
そんな事を９歳の息子がそう言いだしたのは、ちょうど２００１年の夏すこし前の事でした。 それまで、犬を飼うなどと言うことは一切考えたことも無く、むしろ、これまでは、犬のいた家を借りるときは躊躇したほどだったのですが、突然息子が犬を飼いたいと言い出したのがきっかけで、まさか、と思いながら、いろいろと調査を開始。息子の友達は犬を飼っている家が多く、それにすっかり影響されてしまったようです。
考えれば考えるほど、どんな犬にするのか、どこで飼うのか、世話はどうするのか、などなど、疑問が出てきました。 考えてみれば犬の名前さえもなにもしら ない私たちでした。 幸にインターネットでたくさんのホームページが開設されているので、いろいろな犬の持ち主のサイトを見て、徐々に知識をたくわえながら、まずは、どんな犬にするのか、、、息子の希望は、簡単に言えばぬいぐるみのようなふわふわっとした犬。 親の希望は、しつけが簡単で、なにもしなくても言うことを聞く犬、、、しかしそんなキーワードでは検索などできません。 でも、”大きくならない犬にしよう”、という点は、共通していました。 そんな中で、まず、私たちに指針をあたえてくれたサイトは、犬選び！サイト。 ここで、名前から選ぶ、特徴から選ぶ、外見からえらぶ、などの分類がありす。 もちろん犬の名前などまったく知らない私たちですから、まずは、外見で選ぶ 、のページから、小型犬のリストを拝見、さらに、どんな適応力があるか、などから、選び出した犬のリストを作り、次に、その写真を探し出して、決めたのがコーギー犬だったのです。
実は、私たちが住んでいる地域（アメリカのニュージャージー州、プリンストン）で圧倒的に多いのは、ラブラドールです。 毎朝毎晩かならず２−３匹のラブラドールの散歩と出会います。 そこで、ラブラドールにしようかという案もありましたが、やはり、大きくなるので、やめ。次に似たようなところで、ゴールデンリトリーバーか、と思いましたがやはり、大きくなるのでやめました。 小型犬といっても玩具犬のように小さいのもどうやら息子は希望と違うようで、結局のところ、かなり早い時期にコーギーに決定！ しかしここからが右左曲折の長い旅の始まりだったのです。
犬の種類（ブリード）を決めるときに役立ったサイト
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そしてもちろん AKC
ところが、すごく不安なことに息子は極度の猫アレルギーなのです。しかも花粉症です。 息子の猫アレルギーはひどく、以前のピアノの先生（今は違う先生）のところでレッスンしたとき、猫が３匹ほどいて、たった３０分のレッスンのあと、ひどい喘息状態になったことがあるのです。万が一犬を飼い始めてアレルギーだったりしたら大事です。 そう言えば以前（２年ほど前） 息子の花粉症がひどいので、（実は主人も花粉症） アレルギー医院で検査をしてもらったことがあります。 当時は花粉症だけに気を取られていて、また、犬など飼うなど考えたことも無かったので気にもかけなかったのですが、万が一のことを考えて検査結果を再度みせてもらうことしました。 主人は毎週花粉症アレルギーの注射に 行っているので、先生に会うときに当時の検査結果をみせてもらうことにしました。 すると、、、息子は確かに猫アレルギーでした。 でも、幸なことに犬にはアレルギーではなかったのです。 やれやれ、と思いきやなんと主人が犬アレルギーだったのです。 でも主人が犬アレルギーなら、がまんするだろうし、 たいしたことはないだろう、と思いましたが、インターネットなど見てみるとアレルギーは、簡単に考えるべきではないとの事。 せっかくの犬の話が、、、、と思っているうちに主人の先生から、あと半年注射をすれば問題なくなるでしょうとの心強いお言葉があったとのことで、主人には引き続き毎週、かかさずアレルギー注射にいってもらうことにしました。 （でも、コーギーでアレルギーはきいたことがないというのが、何件か問いあせたブリーダーやコーギーを飼っている人からの返事でした。実は万が一の場合はイタリアングレーハウンドにでもしようかと思ったのですが、今のピアノの先生が以前に飼っていて絶対に買ってはいけない犬の一種だ！というのでやめました。 ちなみに、ピアノの先生のMr.Sharpは大 の犬好きで、サルーキーを２匹飼っていてさらに最近ボルゾイを飼い始めました。）
アレルギーについて調べたサイト